4月20日 新入生歓迎会
春の暖かさが心地よい4月20日(日)、井戸木子ども育成会では「新入生歓迎会」を開催いたしました。今年度は7名の新一年生を迎え、地域の子どもたち、保護者、スタッフが一体となって、新たな門出をお祝いしました。この歓迎会のプログラムは、すべて子ども役員たちが話し合いながら考え、準備を進めてきたものです。当日は進行も子ども役員が担当し、元気いっぱいの開催宣言とともに、会がスタートしました。
開会のことばと会長挨拶
まずは、子ども役員による「開会のことば」で幕が開きました。緊張しながらも、しっかりと自分の言葉で参加者に呼びかける姿に、見守る大人たちから温かな拍手が送られました。続いて、井戸木子ども育成会の会長・菅原さんよりご挨拶がありました。菅原さんは「一緒にたくさんの思い出を作っていきましょう」というメッセージを新一年生に贈り、子どもたちの緊張もほぐれた様子でした。
みんなで大盛り上がり!楽しいゲーム大会
だるまさんがころんだ
最初のゲームは、みんながよく知る「だるまさんがころんだ」です。スタート時は子ども役員が鬼役を務めましたが、元気いっぱいのスタートとなりました。
「だるまさんがころんだ!」と大きな声で叫ぶ鬼に向かって、じりじりと歩み寄る子どもたち。しかし「ストップ!」の合図でピタッと止まるのは思った以上に難しく、うっかり足を動かしてしまったり、思わず笑ってしまったりする子もいました。審判に動きを指摘され、悔しそうにステージ側に戻る姿もまた、微笑ましい光景でした。
タッチが成功したときには歓声が上がり、鬼になった子どもたちの「やった!」というガッツポーズも飛び出し、会場全体が大いに盛り上がりました。

しっぽ取り
次に行われたのは「しっぽ取り」。安全に配慮して、上級生と下級生に分けて行いました。
腰に取り付けたしっぽ(テープ)を取られないように逃げ回り、他の子のしっぽを狙うという単純なルールですが、子どもたちの真剣な表情と素早い動きで、白熱した戦いが繰り広げられました。音楽が流れる中、広々と取ったフィールド内を元気いっぱいに走り回る子どもたち。時折、滑り込みながらしっぽを取ろうとする子もいて、見ている保護者からも思わず笑いがこぼれていました。
最後までしっぽを守りきった子には、ちょっとした景品が手渡され、得意げな笑顔が印象的でした。

ビンゴ大会
お待ちかねのビンゴ大会では、全員が床に座り、自分のビンゴカードとにらめっこしながら、番号が呼ばれるたびに一喜一憂していました。
最初はなかなかビンゴが出ず、場に少し緊張感が漂いましたが、リーチになった子が立ち上がり始めると、だんだんと雰囲気が活気づいていきました。「ビンゴ!」と声を上げた子は、用意されたたくさんの景品の中から好きなものを選べるシステム。早くビンゴになった子ほど選択肢が多いため、景品選びにはみんな真剣そのものでした。テーブルの前は一時大混雑しましたが、それもまた楽しい思い出のひとつになったことでしょう。
どの子も嬉しそうに景品を抱え、大満足の様子でした。

じゃんけん列車
最後に行ったのは、予定していたよりも時間に余裕ができたため実施した「じゃんけん列車」です。
近くの子とじゃんけんをして負けたら勝った子の後ろにつながる、シンプルながらも体を動かして楽しめるこのゲーム。列がどんどん長くなるたびに、子どもたちの歓声が大きくなっていきました。
最後はすべての子どもたちが1列につながり、その先頭に立った子にはお菓子の賞品が贈られました。列の一体感と達成感を味わうことができ、最高の締めくくりとなりました。

お土産と閉会のことば
そして最後は、開会と同じく、子ども役員による「閉会のことば」で会を締めくくりました。堂々とした態度で会をまとめる姿に、参加者だけでなく保護者の皆さまからも温かい拍手が送られました。
楽しいゲームがすべて終了した後、参加してくれた子どもたちには、井戸木子ども育成会から「お菓子の詰め合わせ」を、交通安全母の会からは「交通安全のしおり」をお渡ししました。袋いっぱいのお土産を抱え、満面の笑みで帰る子どもたちの姿に、スタッフ一同も大きな達成感と喜びを感じました。

まとめ
今年度の新入生歓迎会は、子ども役員たちが中心となって運営し、参加者全員が笑顔で過ごすことができた素晴らしい一日となりました。
新一年生たちは、初めての地域行事に少し緊張しながらも、先輩たちや仲間たちとたくさん触れ合い、すぐに打ち解けることができました。これからも育成会の活動を通じて、子どもたち一人ひとりがたくさんの経験を積み重ね、元気に成長していってくれることを願っています。
ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた保護者の皆さま、誠にありがとうございました。
今後とも井戸木子ども育成会をよろしくお願いいたします。